喘息の治し方!正しい知識で苦しい喘息をコントロールする6つの療法

喘息の治し方!正しい知識で苦しい喘息をコントロールする6つの療法

今回は喘息の治し方についてご紹介します。

喘息という名前は聞いた事があっても、詳しく症状や原因を知っている方というのは、実は少ないのではないでしょうか。

喘息は初期治療がとても大切になります。

気になる症状が喘息かもしれないと感じているのであれば、是非今回お伝えする内容を試してみてください。

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喘息の治し方!正しい知識で苦しい喘息をコントロールする6つの療法

① 喘息の原因

アレルゲンと呼ばれているものを吸入する事によって発症します。

主に、ハウスダスト、ダニ、花粉、動物の毛です。

その他にも、タバコの煙や大気汚染なども関係し、気温や湿度も関係する喘息もあります。

② 喘息の症状

アレルゲン、気温、運動、ストレスなど様々な刺激が引き金となって、気管支平滑筋(気管支の広さを調整する筋肉)、気道粘膜のむくみ、気道分泌亢進などによって、気道の狭窄や閉塞が起こります。

この結果、喘鳴、息切れ、咳、痰などの症状が出現し、喘息発作が起こると症状が一段と激しくなります。

呼吸困難や過呼吸、酸欠などによって体力の激しい消耗を伴い、時に死に至る事もあります。特に、夜間や早朝、走ったり運動した後に症状が出現することが多いようです。

他にも、季節の変わり目や気温差が激しいとき、天気がよくないとき、疲れているとき、風邪をひいたときなどにも注意が必要です。

③ 喘息の治し方

(1)アレルゲン物質の除去

その1:ハウスダスト対策

ダニは高温多湿を好みます。

ダニを寄せ付けない為には次のようなことに気をつけます。

・湿気がたまらないよう部屋の風通しを良くする

・ふとんにも掃除機を掛ける

・絨毯、毛布、ぬいぐるみなどは出来るだけ避ける。使用するのであれば掃除を頻繁に行う。

・ペットは屋外飼育が望ましいです。

その2:ウイルス感染防止

風邪などのウイルスに感染すると、喘息の発作が起こりやすくなります。

手荒いうがいの他、マスクを着用したり体調管理に努めましょう。

その3:禁酒、禁煙

お酒は、アルコールが体内で変化する物質が、気管支を狭窄すると考えられています。

タバコは喘息の悪化因子です。双方共に、喘息の患者様にはおすすめできません。 

その4:ストレス

身体的または精神的ストレスおよび疲労、大気汚染、天候の急激な変化によっても喘息は悪化すると言われています。

自分の悪化因子を完全に特定する事は難しいかもしれませんが「こうなると喘息になりやすい」とわかっている事はとても大切なことです。

(2)薬物療法

慢性疾患であるため、厳密には完治しないといわれていますが、正しい服薬治療を行う事で症状をコントロールする事が可能です。

服薬は主に「発作治療薬」と「長期管理薬」に分けられます。

その5:発作治療薬

「発作治療薬」は、発作が起こったときにそれを沈めるお薬です。

短期間作用性吸入β2刺激薬を使って気管支を広げます。

発作を速やかに鎮めます。発作の始まり、発作が酷くなる前に吸入すると効果的です。

必ず使用量を守り、発作時に適量を超える量を投薬する事は絶対に避けましょう。

これらを使っても症状が改善しない、苦しくて横になれないほど重度の発作の場合は救急外来を受診しましょう。

目安として、発作治療薬の使用が週1回以上あればコントロール不十分とされていますので、使用頻度などを医師に伝え、長期管理についての相談を行います。

その6:長期管理薬

「長期管理薬」は、炎症を抑え、発作を予防する薬です。

●吸入ステロイド薬

気道の炎症を抑えます。喘息の治療の第一選択となります。

すぐに効果が現われる薬剤ではありませんが、毎日規則正しく吸入することが大事になります。

最近では、この吸入ステロイド薬と気道を広げ呼吸を楽にする「長時間作用β2刺激薬」が一緒に吸入できる配合剤も使用されることがあります。

●吸入気管支拡張薬

気道拡張の効果があり、喘息の症状を抑える働きがあります。

ゆっくり効果が現われる薬になります。

こちらも毎日規則正しく吸入することが大切です。

④ 喘息治療の目標

喘息の患者さんの気管支は、発作が起こらなくても慢性的に狭窄や炎症を起こしています。

このため、症状が治まっているからと自己判断で治療を中止してしまうことは大変危険です。

では、一生治療を続けて行かなくてはならないのでしょうか?

喘息治療のガイドラインに記されている喘息治療の目標がこちらです。

完治を目指すというより、喘息をコントロール出来ているか否かが大切になってくるようです。

・健常人と変わらない日常生活が送れること

・正常な発育が保たれる事

・正常に近い呼吸機能を維持すること

・PEEの変動が予測値の20%未満

・PEEが予測値の80%以上

・夜間や早朝の咳や呼吸困難がなく十分な夜間睡眠が可能なこと

・喘息発作が起こらない事

・喘息死の回避

・治療薬による副作用がないこと

・非可逆的な気道リモデリングへの進展を防ぐ事

※PEEとは、ピークフローの略

息を思い切り吸い込んで、一気に吐き出したときの最大の速さ。

喘息発作のとき、発作が重いほど息を吐き出すのが困難になりピークフロー値は低下するので、発作の程度を客観的に知る事が出来ます。

非発作時のピークフロー値は、成人では重症であるほど低値で喘息重症度の目安になります。

まとめ:「喘息の治し方6つの療法」

いかがでしたか?「喘息の治し方」をテーマにご紹介させていただきました。

最後にもう一度6つの療法について確認してみましょう。

その1:ハウスダスト対策

その2:ウイルス感染防止

その3:禁酒、禁煙

その4:ストレス

その5:発作治療薬

その6:長期管理薬

喘息は症状が深刻化していくと呼吸不全で命を落としてしまう可能性があります。

そうならないためにも、正しい知識を知って、少しでも早くあなたの喘息が治ることを祈っています。

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