山芋の栄養|滋養強壮で疲れ知らずの体に!山芋のスゴイ3つの効能

山芋の栄養|滋養強壮で疲れ知らずの体に!山芋のスゴイ3つの効能

今回は山芋の栄養と効能についてご紹介します。山芋は、和食の食材としておなじみで、和菓子にも使われています。

山芋の種類は世界中に約6000もあるといわれ、日本では縄文時代から食べられており、栽培も平安時代に始まったと言われています。

色々な料理に使われますが、唯一、生で食べられる芋です。

栄養価の高い食品で、昔から滋養強壮によく、疲労回復に効果的なことから、山のうなぎと言われています。それでは、山芋にはどのような栄養、効能があるのかお伝えしていきます。

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山芋の栄養|滋養強壮で疲れ知らずの体に!山芋のスゴイ3つの効能

① 山芋とは

山芋は独特の粘りのある芋でヤマイモ科ヤマイモ属のツル性多年草で、旬は9月から12月です。

山芋の種類は多くありますが、現在日本で良く食べられているものは、以下の種類があります。

・自然薯(日本原産で山野に自生しているものをかつては使われていましたが、細長く、長さが1mにもなるものがあり、掘り出すのが困難なことから、希少で、近年栽培もされています。粘りが強く、耐寒性を持っています。すりおろして、とろろとして良く食べられています。)

・大和芋(つくねいも)(粘りが最も強く水分も少なく、すりおろしてとろろや、やまかけとして使われます。握りこぶしのような形をしており贈答品としても人気があります。風味も良く、高級品で高級料亭や、かまぼこの原料、和菓子の上用饅頭などに使われています。)

・イチョウいも(やまといも、手いも)(銀杏の葉の様な形をしており大和芋の次にねばりがつよく、アクが少なく、すりおろして使われます。関東で多く栽培され、関東ではヤマトイモと呼ばれています。)

・長いも(最も生産量が多く一般的なヤマイモで水分が多く、粘りが少なく細切りにして、サラダや酢の物、煮物に適しています。)

・紫山芋(あまり市場には出回っていませんが、沖縄などで栽培されているヤマイモで、紫色をしています。紫色はアントシアニンというポリフェノールで強い抗酸化作用があります。粘りがあまりないため、生で食べるよりは熱を加えて良く食べられています。)

山芋を手で触ると痒くなるのは、シュウ酸カルシウムが原因で、酸に弱いため、痒いところを食酢で洗うと、痒さが収まります。

② 山芋の栄養

100gあたりの栄養価

エネルギー:108kcal

水分:71.1g

たんぱく質:4.5g

脂質:0.5g

炭水化物:22.6g

灰分:1.3g

主な栄養素

・ジアスターゼ(アミラーゼ)

・ムチン

・コリン

・サポニン

・ジオスコラン

・カリウム

・ビタミンC

・ビタミンB1

③ 山芋の効能

その1:消化促進、新陳代謝を高める

山芋には消化酵素が大根の3倍も含まれています。山芋に含まれる消化酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)は、糖質の加水分解を促進し消化を助け栄養の吸収を促進するため、新陳代謝が活発になり、血行促進の効果があります。

ネバネバの成分、ムチンは胃の粘膜を保護する働きがあり、ムチンにはたんぱく質分解酵素が含まれ、たんぱく質の吸収や消化機能を助けます。

また、山芋が滋養強壮に良いと言われるのは、この消化促進作用からで、胃もたれを改善したり、疲労回復を促してくれます。

その2:免疫機能の強化

山芋のネバネバはムチンという多糖類の水溶性食物繊維です。このムチンは涙に含まれる成分の一つで保水力を持っていて、ムチンが不足するとドライアイや目の疲労が起こります。

目の違和感を感じた時に山芋を摂取することは改善・回復に効果があります。

また、ムチンは鼻や口の粘膜に含まれ、風邪等のウイルスの侵入を防ぐ抗ウイルス作用があります。腸の粘膜にも含まれ腸内環境を整え、免疫力の強化をします。さらにムチンは肝機能、腎機能を高めます。

肝機能、腎機能が低下すると、毒素が体内にたまりやすく、疲れやすくなるだけでなく、むくみや、多くの病気の原因となります。

山芋には、多くの食物繊維が含まれ、便秘の解消をし、老廃物、毒素が体外に退出される事を助けます。

その3:生活習慣病の予防

山芋に含まれるコリンは、高血圧、動脈硬化の予防に効果的です。コリンは、血管を拡張させ、高血圧の予防をするアセチルコリンの材料です。

また、レシチンを作り、レシチンは血管壁にコレステロールが付着することを防ぎ、動脈硬化の予防効果があります。

コリンは、神経伝達物質の素になる物質で、脳内の、コリン濃度を高め老人性の認知症を改善します。山芋に含まれる、ムチンは血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防します。また、血中コレステロールを抑え高脂血症を予防します。

さらに山芋には、サポニンが含まれ、脂質を溶かす働きがあり血栓の生成を抑制し、抗酸化作用もあり脂質の酸化を防ぎ動脈硬化の予防作用があります。

ネバネバしたもう一つの成分は食物繊維のジオスコランで、水溶性食物繊維で、胃で糖分の吸収を防ぎ、血糖値を正常に保ち、糖尿病の予防効果があります。

④ 山芋レシピ

●とろろ汁

山芋は、生で熱を加えないで食べることで消化酵素の働きを十分に生かすことが出来ます。

【材料】

ヤマイモ(80g)

白ごま(20g)

味噌(20g)

だし汁(300ml)

①白ごまを炒り、山芋と一緒にすり鉢ですり合わせます。山芋はおろし金を使うよりも、すり鉢で大きな円を書くようにしてすりおろした方が口当たりが良くなります。

②みそを加え、あらかじめ冷ましておいただし汁で少しづつ加えなめらかになるまですり混ぜます。とろろ汁は、麦ごはんに載せて、青のりをふりかけたり、冷たいうどんや、そばにかけてあさつきをちらし、かつをぶしをかけます。

まぐろの刺身にかけて、わさび醤油をすこしかけたものなどこのとろろ汁をそのままいただくだけでなく、いろいろ変化を付けて味わうことが出来ます。

とろろ汁に加えるだし汁は、消化酵素は熱に弱いため冷ましてから加えるようにしましょう。

まとめ:「山芋の栄養3つの効能」

いかがでしたか?「山芋の栄養」をテーマにご紹介させていただきました。最後にもう一度3つの効能について確認してみましょう。

その1:消化促進、新陳代謝を高める

その2:免疫機能の強化

その3:生活習慣病の予防

山芋は昔から滋養強壮効果があると言われ、消化促進、新陳代謝促進、免疫機能強化、生活習慣病の予防効果があります。

芋の中で、唯一生で食べることができ、山芋は多くの消化酵素を含むため、生で食べることで熱に弱い消化酵素の効果を生かすことが出来ます。

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